古材バンクの会 イベント
伝統建築保存・活用マネージャー養成講座 (第2期)
受 講 者 募 集 の ご 案 内

− 歴史あるたてものを愛し、その保存・再生・活用に関心をお持ちの方々へ −

特定非営利活動法人 古材バンクの会

 私たち日本人は、長い歳月のあいだ、恵まれた森林資源を生かして、風土に適した建築文化を育んできました。近年、民家や町家の再生とそれを生かしたまちづくりが注目されています。歴史あるたてものを長くたいせつに活用することは、その文化的な価値の継承にとどまらず、個性豊かな住環境の創造と地域の活性化に役だち、また資源と共存する持続可能な社会の実現につながります。
 この講座では、伝統建築を保存・再生・活用し、まちづくりに参画するマネージメントについて専門的かつ実践的に学びます。建築の設計や施工など実務に携わっておられる方々はもちろん、歴史あるたてものを愛し、その保存・再生・活用に関心をお持ちの方々ならばどなたでも応募いただけます。
 講座を修了しますと、「伝統建築保存・活用マネージャー」として登録されます。この講座で学んだことを生かして、たてものの調査や再生・活用に向けた相談対応など実践的な場で、習得した知識とわざを発揮してみませんか。

 期  間 : 平成18年1月22日〜7月29日
 会  場 : 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム
       〒600-8127 京都市下京区河原町五条下ル東側 ひと・まち交流館 京都 地下1階
       TEL:075-354-8701  FAX:075-354-8704
 講座内容 : 裏面のとおり(延べ14日、60時間)
 受講資格 : 伝統建築の保存・活用に関心をお持ちの方ならどなたでも応募できます。
 募集人員 : 36名
 受 講 料 : 古材バンクの会会員30000円、非会員35000円
 申込期間 : 平成17年12月 1日〜12月20日(当日消印有効)
       応募者多数の場合は抽選によって決定します。結果は12月下旬に通知します。
 申込方法 : 受講申込書に必要事項を記載して、古材バンクの会あてに郵送あるいはファックスをお送りください。
       〒605-0981 京都市東山区本町17丁目354 古材バンクの会
       TEL:075-532-2103  FAX:075-551-9811
 登  録 : 講座の全科目を履修して修了を認定された方は、本人の申請により古材バンクの会
に「伝統建築保存・活用マネージャー」として登録されます。
       詳細は、講座初日のオリエンテーションで説明します。
 付  記 : 本年10月の総会で「古材バンクの会」を「古材文化の会」に改名することを決定し、現在、京都府に認可申請を行っています。

主催/特定非営利活動法人 古材バンクの会(会長 永井規男)
共催/財団法人 京都市景観・まちづくりセンター、社団法人 京都府建築士会
後援(予定を含む)/文化庁、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都府建築工業協同組合、全京都建設協同組合
          特定非営利活動法人 京町家再生研究会
※(社)京都府建築士会会員については、この講座はCPD単位に認定されています。
科目表
 区 分  科 目
時間
  内  容  講 師

伝統建築保存・
活用基礎科目
-6
保存・活用概論
2
保存・活用の歴史と考え方、日本と海外の比較 永井規男(関西大学)
循環型社会と保存・活用
1
循環型社会における伝統建築・古材の保存・活用 白石秀知(京都府)
建築基準法・景観法と保存・活用
1
建築基準法・景観法と保存・活用の現況と課題 福島貞道(京都市)
文化財保護法と保存・活用
2
優品から身近な文化財へ、各種補助事業 福田敏朗(修復建築家)
伝統建築文化・
技法関連科目
-14
民家建築
2
民家建築(農家と町家)の構造形式とその歴史 中川 等(大阪産業大学)
近代の和風・洋風建築
2
近代の和風・洋風建築の構造形式とその歴史矢ヶ崎善太郎 (京都工芸繊維大学)
庭園の様式
2
庭園の様式とその歴史 仲 隆裕(京都造形芸術大学)
伝統建築の技法
6
伝統的木造建築の工法・技法と修復方法、左官
技法、屋根技法、材料と仕上げ
山口保広(大工職)、 寺本光男(瓦葺職)
仲政明(川面美術研究所)
建具の技法
1
建具の工法・技法 鈴木 正(建具職)
文化財建造物の保存・活用
1
保存と活用(文化財建造物所有者、生活者の立場から) 高橋 功(聴竹居)
保存・活用関連
科目
-12
保存・活用のマネージメント
4
伝統建築を保存・活用するマネージメント
(建築設計、建築計画の立場から)
藤岡龍介(建築家)
橋本清勇(広島国際大学)
伝統建築の再生設計
6
伝統建築を再生設計する方法と考え方、限界耐
力設計法、事例紹介
木下龍一・栗山裕子・ 古賀芳智・増田健次 (建築家)
井手晃二(構造設計家)
伝統建築と耐震補強
2
伝統建築の保存・活用と耐震補強 西澤英和(京都大学)
まちづくり関連
科目
-6
歴史的環境の整備
2
歴史的環境の整備と景観・まちづくり リム ボン(立命館大学)
保存・活用とまちづくり
2
伝統建築を生かした景観・まちづくりの事例紹
介(京都府加悦町、京都市伏見)
佐藤晃一(京都府加悦町)
永山惠一郎(伏見夢工房)
伝統建築と防災計画
2
伝統建築の保存・活用と防災計画 益田兼房(立命館大学)
講義計
38


演習1 (4) 指定文化財修理の現場見学
4
指定文化財修理の調査・修復方法福田敏朗・森田卓郎 (修復建築家)福田敏朗・森田卓郎・
演習2
-6
登録文化財調査の方法
2
調査の仕方、報告書のまとめ方、申請の仕方 白石秀知・中川等(上記) 石川祐一・河原伸治 (京都市)
栗山裕子・力石教夫・
登録文化財調査の実習
4
現地調査実習(報告書・申請書作成を含む)
演習3
-6
保存・活用相談の方法
2
保存・活用に関する方法や金額の相談対応 長楽活周・古賀芳智・ 増田健次(建築家)
井手晃二(構造設計家)
保存・活用相談の実習
4
保存・活用に関する相談対応と現地調査の実習
演習計
16

講座修了レポート(発表会/私が見つけた文化財)
6
受講者が見つけた文化財を調査・活用提案する、各自発表
合 計
60

(注)「時間」:1時間は50分の授業と10分の休憩、2時間は100分の授業と20分の休憩を基本とします。
月日 10:00〜11:00 11:00〜12:00
13:00〜14:00 14:00〜15:00 15:00〜16:00 16:00〜17:00
1 1月22日(日)

開講式・オリエンテーション
事務局
保存・活用概論
永井規男(関西大学)
受講生・スタッフ自己紹介
2 2月4日(土)

循環型社会と保存・活用
白石秀知(京都府)
建築基準法・景観法と保存・活用
福島貞道(京都市)
伝統建築と防災計画
益田兼房(立命館大学)
3 2月18日(土)

民家建築
中川等(大阪産業大学)
庭園の様式
仲隆裕(京都造形芸術大学)
4 3月4日(土) 近代の和風・洋風建築
矢ヶ崎善太郎(京都工芸繊維大学)

文化財建造物の保存・活用
高橋功(聴竹居)
(聴竹居 見学会)
5 3月18日(土) 伝統建築と耐震補強
西澤英和(京都大学)

文化財保護法と保存・活用
福田敏朗(修復建築家)
建具の技法
鈴木正(建具職)

6 4月1日(土) 伝統建築の技法
山口保広(大工職)

伝統建築の技法
寺本光男(瓦葺職)、仲政明(川面美術研究所)
7 4月15日(土)

演習1 指定文化財修理の現場見学
(見学終了後、講座修了レポート課題説明)
福田敏朗・森田卓郎(修復建築家)
8 4月29日(土)

保存・活用のマネージメント
藤岡龍介(建築家)
保存・活用のマネージメント
橋本清勇(広島国際大学)
9 5月20日(土) 演習2登録文化財調査の方法
石川祐一(京都市)

演習2 登録文化財調査の実習
福田敏朗・森田卓郎(修復建築家)、白石秀知(京都府)、
石川祐一・河原伸治(京都市)、中川等(大阪産業大学)
10 6月3日(土)

伝統建築の再生設計
栗山裕子・古賀芳智・増田健次(建築家)
(演習2の講評・質疑応答)
(講座修了レポート中間相談)
11 6月17日(土)

伝統建築の再生設計
木下龍一(建築家)、井手晃二(構造設計家)
(講座修了レポート中間相談)
12 7月1日(土) 演習3保存・活用相談の対応
同右

演習3 保存・活用相談の実習
栗山裕子・力石教夫・長楽活周・古賀芳智・増田健次(建築家)、井手晃二(構造設計家)
13 7月15日(土) 歴史的環境の整備
リム ボン(立命館大学)

保存・活用とまちづくり/加悦
佐藤晃一(京都府加悦町)
保存・活用とまちづくり/伏見
永山惠一郎(伏見夢工房)
(演習3の講評・質疑応答) 
(講座修了レポート中間相談)
14 7月29日(土) 講座修了レポート発表会
講座修了レポート発表会(終了後、閉講式・修了証授与)
(注) 1時間科目は50分の授業と10分の休憩、2時間科目は100分の授業と20分の休憩を基本とします。
   集合場所は、原則として京都市景観・まちづくりセンター地階のワークショップルームです。初回の1月22日(日)は同センター3階の第4会議室に集合です。
   また、3月4日(土)の講義および4月15日(土)、5月20日(土)、6月17日(土)の演習は別の場所に集合です(詳細は後日連絡します)。


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