民家再生
再生後の民家
日本の古い民家が持つ数多くの長所が、近頃見直されつつあります。太い柱・梁を中心とした風格ある骨組み、建てられた地域の風土にあった「適材適所」の木の使われ方、化学物質が使われず住まう人のこころと体に優しい木や土壁・障子紙などの自然素材、そして何より、古い民家には、そこに代々住んできた人たちの苦労や喜びが詰まっています。
再生前の民家
再生工事中
再生前の居間
そんな古い民家を、壊して建て替えるのではなく、可能な限り再生して住み続けたいという方々が増えてきました。「古材バンクの会」では、木造建築再生に携わる建築士・工務店などのプロフェッショナルからなる「利用相談部会」が、そうした住まい手の相談に応じています。また、必要によっては設計・施工に関わる建築士・工務店を紹介しています。
古い民家には、室内が暗い、家族個人のための空間やそれを仕切る壁が少ない、台所が土間で使いづらい、空調がききにくい等、そのままの形では現代の生活様式にそぐわない部分があります。また、長年の間に、基礎部分を中心としてゆがみや腐れが生じている場合もあります。民家再生とは、住まい手の生活様式をくみ取りながら、木を中心とする昔ながらの素材の良さを活かす仕事です。
再生後の居間
写真提供:藤岡建築研究室
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