地球にやさしい木の住まい

住まいに使われるとき、木材はコンクリートや鉄といった他の素材にくらべ、環境の面から見てたいへん優れた建築素材です。
木は成長に伴い、二酸化炭素を吸って光合成により木の中に炭素を蓄積します。蓄積された炭素は、木が枯れてから土の中で腐って分解したり、燃やされて二酸化炭素として空気中に放出されるまで、木の中にとどまり続けます。
地球温暖化問題が深刻化している大きな原因として大気中の二酸化炭素の増加が挙げられます。住宅について、構法別の二酸化炭素排出量を見ると、グラフが示すように、木造建築は他の素材の建築と比べて、原料の生産の段階から、建てられ壊されるまでのトータルで見て、二酸化炭素の排出がより少ない素材です。

(出典:日本建築学会「建築が地球環境に与える影響」1992年)
むろん、木造建築といえども、建てたあと簡単に壊さず、長く住まいの寿命を保つことが必要であることはいうまでもありません。
木造建築が都市の中で長い寿命を保って存在しているとき、都市そのものが炭素をストックしているという意味で、都市は第二の森林と呼べるのです。



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