風土に合った住まい


家を建てる際、その家が存在している地域の風土に育った木を可能な限り使うこと、また、民家を再生する際には、可能な限り家が本来建っていた場所での再生を心がけることが重要です。
日本は、森を育む多くの先人たちの努力の結果、国土の3分の2が森林に覆われた緑豊かな国となりました。しかし、現在家に使われる木材のうち、国内産はわずか2割にすぎません。 その結果、国内では山を支える人たちの仕事が減り、森林を育てていくことが全国各地で困難になりつつあります。
また、風土をかえりみない住まいが増加した結果は、住む人にも影響を与えつつあります。近年、合板などに使われる接着剤や防腐剤などが原因となって起こる室内汚染(シックハウス)によって、アトピー性皮膚炎や疲労感の増加などの症例が増えています。
昔の大工さんは、その地域の山々で育った木を使うことが、腐りにくく狂いにくい家づくりの基本であることをよく知っていました。身近な森で育てられた木を、大切に使い続ける文化を取り戻すことが求められているのではないでしょうか。




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